組合員の出資による

独立した組織

Kommuninvest は二つの組織から構成される。一つは株式会社 Kommuninvest i Sverige AB, で、資金の調達、貸し出し並びに金融面でのアドバイスを行う。もう一つは組合組織 Kommuninvest Cooperative Society で、資金調達及び貸し出しを行う法人を所有している。 The Cooperative Society(組合組織)はスウェーデンの地方公共団体の内 90 % が組合員となっている。従って、 Kommuninvestは組合員である地方公共団体により所有され、運営されている。

この独立した組織構造が、組合員にとって、二つの関連した会社の効率的な共同運営を可能にしている。日々の運営は、所有に特化した組合組織からは完全に分離されているが、各組織における責任は明確にされている。例えば、金融活動並びにその運用についての責任は、組合組織の運営からは外されている。

組合員による決定権

Kommuninvestの最高決定機関は、 the Societyの年次総会で、組合員である各地方公共団体の代表者が重要事項についての決定を行う。年次総会は毎年春に開催され、数百人に及ぶ各組合組織の代表者が参集する。総会に先立ち、各組合員は個別に決議が必要な事項についての提案を行う。

年次総会に続き、各種協議会が開催され、その中で組合員同志が親交を深め、将来の為の重要事項を議論したり、案件の進捗報告を行ったりしている。